新発想の津波対策!完全無動力で起立する流起式可動防波堤の公開実験が行われました
2014.08.05
現在当社は京都大学防災研究所、(独)港湾空港技術研究所、(株)ニュージェックおよびみらい建設工業(株)と共に可動防波堤の共同研究を進めています。そして、7月16日に京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリーにおいて、開発中の流起式可動防波堤の公開実験が行われました。
流起式可動防波堤は、平常時には海底に沈んでいる鋼製の扉体が、津波が発生するとその流れによって完全無動力で水面上に立ち上がるというまったく新しいタイプの可動防波堤です。扉体は固定ベルトで基礎につなぎ止められており、起立時の荷重はこの固定ベルトで確実に支持されます。また扉体は押し波だけでなく、引き波時にも立ち上がることができ、津波がおさまると自然に元どおり海底に沈み、船の往来が可能となります。
実験では、実機幅60m×高20m×3門の1/50スケールの扉体が瞬時に立ち上がり、津波の衝撃を受け止める様子が確認されました。
公開実験では多数の報道機関の方々にご覧いただくことができ、新聞やテレビで大々的に取り上げられました。
流起式可動防波堤は、平常時には海底に沈んでいる鋼製の扉体が、津波が発生するとその流れによって完全無動力で水面上に立ち上がるというまったく新しいタイプの可動防波堤です。扉体は固定ベルトで基礎につなぎ止められており、起立時の荷重はこの固定ベルトで確実に支持されます。また扉体は押し波だけでなく、引き波時にも立ち上がることができ、津波がおさまると自然に元どおり海底に沈み、船の往来が可能となります。
実験では、実機幅60m×高20m×3門の1/50スケールの扉体が瞬時に立ち上がり、津波の衝撃を受け止める様子が確認されました。
公開実験では多数の報道機関の方々にご覧いただくことができ、新聞やテレビで大々的に取り上げられました。