湖底設置式散気設備
湖底設置式散気設備は、ダム貯水池におけるアオコの発生を抑制する設備です。散気管から発生する気泡により、ダム貯水池内の全層域または浅層域の水を上下循環させ、アオコへの光制限により発生を抑制します。
湖底設置式散気設備には固定からタワーを設置して散気孔を複数箇所設置するタワー式、散気管を水中で自立させるフロート式があります。
特長
- 設備は水面下にあるため循環流を阻害することはなく、景観も阻害しません。
- タワー式は陸上の切替弁により散気水深を変更することができます。
- 昇降式散気設備に比べ設備費が安価です。