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起伏ゲート

四国地方整備局 土器川潮止堰

四国地方整備局 土器川潮止堰

扉体の底部をコンクリート床版に複数のヒンジで結合し、起伏操作をさせるゲートです。主に取水堰等で使用し、常時は起立状態で使用し、洪水等により上流水位が設定水位以上になると自動的に倒伏操作を行います。

特長

  1. 底部は多点支承となるため、底扉高・長径間の場合はローラゲートに比べて経済的となります。
  2. 扉体断面としては、扉体下部に中空軸を通したトルク軸形と上下部に水平主桁を配置した横主桁形、扉体を閉塞断面とした魚腹形があり、寸法や使用条件により形式決定されます。
  3. 操作装置は一般的に油圧式を採用しますが、両側のピアー内に油圧シリンダを設置した軸ねじり方式とコンクリート床版に油圧シリンダを埋設した背面支持方式などがあります。

解説図

トルク軸式概略図(近畿地方整備局 岩出狭窄部拡幅水路ゲート)

トルク軸式概略図(近畿地方整備局 岩出狭窄部拡幅水路ゲート)

魚腹式概略図(九州地方整備局 阿波井堰)

魚腹式概略図(九州地方整備局 阿波井堰)

実績紹介