沈砂池設備Grit chamber equipment
ネオ・サイクロン(沈砂分離機)
ジェットポンプや揚砂ポンプなどで配管移送される砂を立体的な螺旋構造による長水路の確保とサイクロン効果により高い分離性能を発揮した装置です。高い沈砂分離性能を発揮することで、省コスト・省スペースを実現した装置です。
特長Feature
- 高い分離性能
螺旋構造にすることで、長水路による沈殿分離の効果だけでなく、サイクロン効果も得られ、高効率に沈砂を分離することができます。 - 省コスト・省スペースを実現
揚砂装置の水圧を利用して旋回筒を回転させることで、減勢効果が得られ、整流装置が不要となるため、省コスト・省スペースを実現できます。 - 浮遊ゴミを強制的に分離
旋回筒を回転させることで、遠心力により上昇流を起こし、沈砂に含まれる浮遊ゴミや有機物を強制的に分離することができます。
▲ イメージ図
構造概要
- 整流装置を設けずに、旋回用羽根に揚砂水を当てることで水流を減勢させます。
- 旋回筒の回転による遠心力を利用し、比重の軽い浮遊ゴミや有機物を強制的に浮上分離させ、分離水と一緒に排出します。
- 揚砂水は、螺旋構造の長水路へ流入させ、サイクロン効果で効率よく沈砂分離します。
- 沈砂は、スクリューコンベヤで水切りし、排出します。
浮上分離の原理
▲ 構造
上下で直径が異なる旋回筒を回転させることで、遠心力の差が発生します。
その遠心力の差によって、旋回筒の傾斜を利用し、筒内に上向きの流れを発生させます。
その上昇流によって、浮遊ゴミや有機物を浮上分離させます。
用途
- 沈砂池における揚砂水の沈砂分離
概要検討資料
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