河川用水門
River Gate
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スライドゲートSlide gate
最も単純な構造の引き上げ式ゲートであり、扉体の両側部に摺動板を取り付け、全荷重を戸当りに伝達する構造です。扉体に取り付けた水密ゴムが戸当りに密着することにより、水密を行います。
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ローラゲートRoller gate
扉体の両側にローラを取り付けた引き上げ式ゲートです。水圧荷重はローラから戸当りに伝達する構造で、扉体に取り付けた水密ゴムが戸当りに密着することにより、水密を行います。
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シェル構造ローラゲートShell type roller gate
扉体の断面を殻（シェル）構造としたローラゲートで、扉高に対して純径間が長く扉高が低い場合には、強度や剛性が高いことからプレートガーダ構造に比べて有利となります。水圧荷重はローラから戸当りに伝達する構造で、扉体に取り付けた水密ゴムが戸当りに密着することにより、水密を行います。
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起伏ゲートFlap gate
扉体の底部をコンクリート床版に複数のヒンジで結合し、起伏操作をさせるゲートです。主に取水堰等で使用し、常時は起立状態で使用し、洪水等により上流水位が設定水位以上になると自動的に倒伏操作を行います。
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防潮水門／緊急自動閉鎖システムTsunami & Flood tide gate
防潮水門とは、高潮や津波によって海水が遡上し、水際線から海水が浸入することを防止するために河川を横切って設けられる水門のことです。ゲート形式はローラゲートの他、マイターゲートなどさまざまな形式があります。
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フロート昇降式魚道ゲートFloating type fishway gate
魚道は堰で魚の遡上が困難な河川に設置され、魚道ゲートは河川の水位の変化に対して魚道内の流量を調節することで、魚の遡上を容易にするために設けられます。フロート昇降式魚道ゲートは中央部に非越流部のあるアイスハーバー型魚道に対応しており、フロートの浮力を利用することで、無動力で作動し魚の遡上を助けます。
